クラゲ

2013年6月20日 (木)

-306-クラゲを食べるクラゲ

さて現在クラゲコーナーでは展示しているのはミズクラゲ、オワンクラゲ、アカクラゲ、サカサクラゲ、エダクダクラゲ、ヤナギクラゲ、ウリクラゲの七種です。そのうちオワンクラゲとアカクラゲとヤナギクラゲの水槽には謎のゼリーが浮いている事があります。

Photo クラゲを食べるクラゲ、オワンクラゲ

よくお客様が「なんかゼリー浮いてる」「これはなんじゃ?」と水槽の前で疑問を浮かべていることがありますが、実はこれクラゲなんです。

オワンクラゲやアカクラゲ、ヤナギクラゲはクラゲを食べるクラゲのため、クラゲのかけらをいれているのです。餌のクラゲはミズクラゲです。形が悪くなってしまったミズクラゲは細かく刻んで別のクラゲの餌になるのです。

そうすると・・・・餌を食べたクラゲはなぜかはわかりませんが調子がいいんです。

クラゲ水槽の謎についてでした・・・・・・・・・

クラゲの種類は結構入れ替えておりますので、ご了承ください。

そういえば話題のヒョウモンダコ寿命近いはずですがまだ元気です。お早めに。

骨ある生きものもいいですが、骨のない生きものってすごく魅力的ですね

クラゲ・骨のない生きもの担当 KOJIMA

2013年6月 6日 (木)

-305-クラゲとタコ

さて六月にはいりました。天気は良い日が続いています。海も穏やかな日が多かったので船にのせていただき、クラゲをとってきました。こちらはクラゲ採集の時は毎回船に乗せて頂きお世話になっている源野さんという釣り船屋さんです。クラゲを発見するのがびっくりするくらい早い方です。

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今回採集したクラゲはミズクラゲ、アカクラゲ、オワンクラゲなどなどです。ですので展示水槽には今たくさんのクラゲがおります。

さて五月の終わりには長田さんという漁師さんから変わったタコがとれたというお電話を頂きました。このタコヒョウモンダコというタコは本来暖かい海にいるタコなのですが、日本海でとれるという珍しい事例です。原因はわからないですが海流の影響や温暖化の影響なのかもしれません。このタコ強い毒をもっていますので、みつけてもさわらないでください!攻撃的なタコではないので刺激を与えなければ大丈夫です。こちらは残された寿命があま

りないと思われますのでお早めにご覧ください・・・Photo_2

KOJIMA

2013年4月14日 (日)

-303- 小さな窓

さて皆様お久しぶりです。 今日はクラゲコーナーの小窓を紹介します。 クラゲコーナーには水槽がたくさん並んでいる壁に小さな小窓水槽が2つあります。この小窓はクラゲコーナーをつくる際、壁にすることになっていたのですが、標本やその季節に獲れるものを展示しようと思い最後につけたしたものなのです。ひとつにはスナイロクラゲの標本が展示されています。

もうひとつの小窓には以前までイカの標本が飾ってあったのですが、現在はハナガサクラゲというクラゲが展示されています。

このハナガサクラゲ日中はあまり動かず夜になると泳ぐのです。そのため、照明を暗くしておりますので眼をこらしてご覧ください。

P4140452クラゲ担当 KOJIMA

2012年5月 7日 (月)

-251-質問

さてGWもあっというまに終わってしまいました。たくさんのご来館ありがとうございました。このGWにクラゲゾーンの正面水槽のミズクラゲについて何回か質問をいただきました。

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「このクラゲは光っているんですか?』
はい。
実はこのクラゲは光っておりません。ミズクラゲは体のほとんどが水分(90%以上)なのでほぼ透明、光る力もありません。赤や青の色は照明の色なのです。 じつはこの照明のパターン9パターンほどあります。担当者である私の気分でパターンが変わります。「あー今日は気分がいいからパターン2」「今日は寒いからパターン4」といった具合です。GWは3パターンくらい使いました。水族館にいらっしゃるたびに光り方が違うかもしれません。

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そういえば数日間の展示を予定していた「クラゲパイロット・フィロソーマ」まだもう少し展示できそうです。 KOJIMA

2012年5月 1日 (火)

-250-GWに登場

皆様長期休暇楽しんでいらっしゃいますか??
水族館のクラゲコーナーでは新しい展示を行なっております。4月に海で波酔いしながら潜水採集してきたクラゲがいます。

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チョウクラゲの仲間

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ハナアカリクラゲの仲間です。両方とも大変綺麗なクラゲです。 クラゲ以外ではクラゲパイロット(クラゲにのっているエビの赤ちゃん(フィロソーマ))を展示しております。こちらは現在の段階で全国の水族館でもほとんどみることができない貴重な展示です。いつまで展示できるかわかりませんのでご了承くださいっ!! クラゲ以外も変わった生き物が盛りだくさんですのでぜひご覧ください。

クラゲ担当 KOJIMA

2012年3月21日 (水)

-246- 新しくなりました。

水族館本館がおさかな館としてあたらしくなりました。

今回はその中の一つクラゲコーナーをご紹介します。
以前よりも照明にこだわりクラゲがより綺麗にご覧いただけるようなつくりにしました。またクラゲの壁画はエアーペインターのエクシアドさんに描いて頂きました。すごく綺麗な絵です。記念撮影されている方も結構いました。オープンしたてでこれからさらに充実させていきますので、皆様のご来館お待ちしております。

ちなみに以前より人気のエチゼンクラゲの標本もこのコーナーに移動になりました。

KOJIMA

2011年10月17日 (月)

-241-海面漂う不思議生物!

海面を漂っているかわったクラゲがいます。

名をギンカクラゲといいます。本州太平洋側の比較的暖かい海にいるクラゲですが、福井でも10月頃にみることができます。風の影響を受けて海に打ちあがっていることもあるようです。 このクラゲ実は一匹に見えますが、たくさんの個体が集まった群体です。合体ロボのようなものです。 真上からみると『銀貨』のようにもみえる、とても綺麗なクラゲです。

ただいま展示3日目ですが、飼育が難しいクラゲですので数日から数週間しかもたないと思われます。お早めにご覧ください。

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ちなみに刺されると痛いです。痛さ★★☆☆☆くらいでした。海に打ちあがっているギンカクラゲをお金と間違えて「あ!ラッキー」といって拾ってしまい刺されることのないように・・・

KOJIMA

2010年10月28日 (木)

203 クラゲとアオリイカ

現在本館二階ではアオリイカを展示しています。釣りで採集したものです。アオリイカには生きたエサをあげています。何かというとアジやメジナといったお魚です。運が良ければアオリイカがエサを食べるところをみることができます。たまにザリガニも餌であげていることがあります。

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クラゲもただいま6種類ほど展示中です。ミズクラゲ、ブルージェリー、スナイロクラゲ、ベニクラゲ、サカサクラゲ、ハイクラゲです。

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ハイクラゲはスナイロクラゲの水槽のアクリル面にくっついています。とても小さいので(2mmくらい)見つけてみてください。ベニクラゲは不老不死のクラゲです。歳をとると若返ります。 変わったクラゲ達やアオリイカを是非見に来てください。

kojima

2010年8月29日 (日)

-196-アンドンクラゲ

もう夏も終わりです。。海ではアンドンクラゲというクラゲが見られます。まるで行灯のようなとても綺麗なクラゲですが、刺されると大変痛みます。
海水浴でよく刺されたという方!犯人はこのアンドンクラゲであることが多いです。 そんなアンドンクラゲを昨日から本館二階に展示しています。ただ長期飼育が難しいのでとても短い展示になってしまうと思われます。ご覧になりたい方はお早めに!

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KOJIMA

2010年8月22日 (日)

-195 夏

もう夏も終わりに近づいてきました。最近出現したクラゲを紹介したいと思います。

☆アンドンクラゲ・・・
よくお盆すぎにあらわれて刺されるので有名です。別名「電気クラゲ」といい強い毒をもちます。

★ギヤマンクラゲ・・・カットグラスのようでとても綺麗なクラゲです。 このうちギヤマンクラゲを少しの間ですが展示しております。(期間未定)アンドンクラゲは長期飼育ができないためバックヤードに少量飼育しております。

この時期このほかにもたくさんのクラゲ達が海にはいます。ぜひ探してみてください!!

KOJIMA

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