福井県も先日梅雨入りしました。
さて、梅雨と言えばみなさんご存知「じゃぶじゃぶ海水プール」の大掃除ですよね。知りませんよね。
当水族館では夏休み前の今の時期ぐらいに(ざっくり)じゃぶじゃぶプールの魚を移動して、水を抜いて、大掃除を行います。
ビフォー
↓からの
アフター
まぁ、なんということでしょう。こんなにきれいになりました。(疲れました)
「よし、綺麗になったし、これで毎日の掃除がサボれるぞ!ヒャッホ――」
って事にはならないですよ、これが。じゃぶじゃぶプールの閉鎖中は再オープンのために汚れた壁や床のペンキを塗ったり、漁師さんに魚をいただきに行ったりしなければならないのです。代わりの仕事が満載なのですよ。
というわけで現在じゃぶじゃぶプールは閉鎖中ですが再オープンは7/6と予定しております。ただし天気の影響で変更になるかも知れません。床や壁が乾いてないとペンキが塗れないんですよね。気になる方は電話にてご確認お願いします。
さぁみんな、大好きなじゃぶじゃぶ海水プールにおいでよ(7/6以降に)。
もちろん7/6より前でも皆様のご来館を心よりお待ちしております(キメッ)
コーチ
当水族館のおさかな館には「アイドルフィッシュコーナー」と呼ばれる場所がありまして、そこにこんな魚がいます↓
そう、みんな大好き「カクレクマノミ」です。通称カクレ。
そんな大人気なカクレを見るお客様の8割ぐらいがこの魚のことを「ニモ」と言うわけですよ。「ニモ」というとあれですね、あの大人気映画「ファインディングニモ」ですね。映画の影響か「カクレクマノミ」=「ニモ」という認知度は老若男女問わず相当なものですね。映画の影響力半端ねー。
さて、さらにカクレ水槽に入っている、ある仲間を紹介したいと思います。それがこの子↓
「シリキルリスズメダイ」です。通称シリキ。カクレクマノミと同じスズメダイ科の魚です。3cmぐらいの大きさです。青い体に黄色い尾びれが特徴です。この魚を見たお客様の8割ぐらいが言います「ドリー」と… なるほど青いし黄色いしこれは確かに「ドリー」だね…って
言わせて頂きたい「こいつはドリーじゃねぇから」(意:この魚はドリーではありません)
いいですか「シリキルリスズメダイはドリーじゃありません」 大事な事なので2回言いましたよ!
青と黄色の魚が「ニモ」と泳いでたら、そいつは「ドリー」だって?全然違うわ!!「ドリー」のモデルは「ナンヨウハギ」というハギの仲間です。お間違えなきよう。ホントみんなシリキを「ドリー」て言い過ぎ。
で、上に出たナンヨウハギですが当水族館になんと……… おりません…(な、なんてこった)←近いうちに水族館に来るかも
ということでもうすぐ「ファインディングドリー」という映画が公開されるようですので、映画館でドリーをチェックした後に水族館で「シリキルリスズメダイ」をご覧ください。最高の夏の予感がしますね。
最後は映画館の回し者みたいになってしまいましたが、結局何が言いたいかというと、みんな「シリキルリスズメダイ」のことを間違えないであげて、よろしくどうぞ。
コーチ
最近全然ブログ更新してませんでした。すいません正直さぼってました。
えー今回は最近水族館に来た新キャラを紹介したいと思います。
はい、画像荒いですね。私の実力では天下の一眼レフを使ってもこんな写真しか撮れません。
某ゴキブリ漫画で大人気のモンハナさんです。破壊力抜群のシャコパンチが魅力のモンハナさんですが、水槽内でされると水槽のガラスが「パリン」なので実際されると困ってしまいます… 一応割られないために水槽に対策はしてます(発砲スチロールで)
次はこの子↓コウイカ
マクロレンズを使ってもこの画像!!荒いですね。アカン。
このコウイカは水族館生れの現在生後3週間程度の個体です。だいたい全長5mmくらい。ただ私まともにコウイカを飼育するのが今回初めてなものでどのぐらい展示出来るか謎です。気になる方はお早めに。水槽内には10匹ほどが展示されてますが、実はバックヤードには100匹ぐらいいますよ。
続いては↓こちら
もはや生物の写真でもないです。この中にはヒカリキンメダイなる魚がいます。眼の下に「発光器」という器官を持っていてそこにすむ「発行バクテリア」という、ちっさい生き物が光ります。 というわけでようは光る魚がいるわけですよ。周りが明るいと光がよく見えないので水槽に目隠しをしてのぞき窓を付けているのが上の写真です。当館にやってきたのは5年以上ぶりかな?←うろ覚えです。 15匹いますよ。
↓
↓
3月から当館にいるタカハシですが全国の水族館でも、なんとこの越前松島水族館でしか見ることができません。大変貴重ですね。ただし水槽でじっとできない性格なのか常に水族館のどこかを動きまわっています。
※3月後半から魚類係として入ったニューカマー「高橋一樹」氏 24歳 独身
水族館で見かけたらぜひ声を掛けてみよう 危険じゃないよ!
コーチ
先日、地元の底引き網に漁師さんもビックリするほど大きなホシエイが入りました。
ホシエイは日本海側の海でもたまに見つかりますが、これほど大きなものを当館に搬入するのは初めてのことです。
さっそく引き取りに行ったのですが、トラックの水槽にやっと入れたものの、大きすぎて水槽から出すのには大変苦労しました。
そして、なんとか無事に海洋大水槽に展示することが出来ました。
体盤の直径が約1.2m、全長は2m以上もある立派なホシエイです。
今までに展示していたホシエイよりもはるかに大きく、この水槽で一番目立つ存在になりました。直径は2m以上にまでも大きくなるエイなので、今後の成長が楽しみです。
小さなお子さんと記念撮影をさせてもらいました。
写真では大きさがわらりづらいですが、近くで見るととても迫力がありますよ。
こんにちわ!
2月に入って、初めは小春日和だったのに再び寒くなりましたね
昨日、太平洋側では大雪だったみたいですね…。
こちらは雨でした。
さて。
今回は、わたしが生き物チェックをしているときに見つけた生き物のかわいらしい
写真を取り上げたいと思います。
まずは、こちら。トビハゼです。
キレイにお腹を見せて並んでいました。
どの子がリーダーなんでしょうか?
アイドルフィッシュコーナーで展示しています。
続いて、このミノカサゴが…。
珍しくお腹側を見せながら、口をあけていました。
まるで…「ほへ?」ってとぼけているようです
ミノカサゴはおさかな館で展示中です!
生き物たちが元気かどうかの健康チェックを兼ねて見回りをしていると、朝と夕方というように時間帯の違いで、さかなたちはいろいろな表情を見せてくれることがあります。
当館へお越しの際は、生き物たちのいろんな表情も楽しんでみてください
また、土・日・祝日限定の「裏側体験ガイドツアー」(有料・1人500円)に参加していただきますと飼育員から生き物や水族館についての解説を詳しく聞くこともできます
ガイドツアーについては当館のホームページに記載があります。
冬期も、みなさんのお越しをお待ちいたしております
しの
2013年も残すところあとわずかですね
2013年は、皆さんにとってどんな1年でしたか?
私にとって今年は、夏がとっても暑かったイメージが強いです。
さて、今回は、「最後の掃除」が各所で行われていました
まずは、こちら…
じゃぶじゃぶプール
お兄さんが持っているのは水中掃除機です!
飼育員お手製の掃除機です。これで、お魚さんの残したご飯や汚れをきれいに掃除します
フラミンゴ舎
こちらも、ウミネコやフラミンゴのために一生懸命ブラシで掃除しています
おかげでフラミンゴたちは・・・
気持ちよさそうに、水浴びをしていました。
ここは、海洋館の裏側です。
お兄さん、なぜ水族館で穴掘りしているのでしょうか?
ここは、ろ過槽という場所で水槽の水をきれいにするところです。
水槽の水をきれいにするために、この砂が欠かせないのですが、
砂を使い続けていると砂の隙間に汚れがたまっていきます。
お兄さんは、砂の隙間にたまった汚れを掃除していたのですね
お兄さんが裏側で頑張ることによって水槽の魚たちも水がきれいで、きっと喜んでいます
2014年も、
飼育している生物たちが過ごしやすい環境を作り続けていきたいと思います。
2013年に、ご来館いただいたみなさま、ブログを読んでくださったみなさま、
ありがとうございました。
ちなみに、元旦も営業しています!2014年もみなさんのことをお待ちしています
良いお年をお迎えください
しの