-613- 親ダコの運命は・・・?🐙
皆さんこんにちは!
今回は約1年前にできた新施設「みずだこ館」にお邪魔しました🐙
現在みずだこ館では卵が孵化して赤ちゃんが誕生しだしています!

こちらの写真が卵から孵化したミズダコの赤ちゃんです!
あれ・・・これって本当にタコ?
と思ってしまうような見た目をしていますよね。
生まれてきた赤ちゃんの体長は1cm足らずで孵化後1~2ヶ月間は水中をふわりふわりと泳いで生活しています。
さて、ここまでは赤ちゃんについてお話してきましたが続いては親ダコに着目してお話していきます。
ミズダコは一生に一度だけ交接し産卵をします。
交接は11月~12月頃に行われ、産卵は半年後の5月~7月頃に行われます。

写真の右半分に写っている房状のものがミズダコの卵です。
産卵してから孵化するまで半年から1年かかりますが、その期間中メスは外敵から卵を守るだけでなく、漏斗から水流を送ったり写真のように腕で撫でたりして卵の表面を綺麗に保てるように餌も食べずにつきっきりでお世話をします。
そして孵化を見届けたメスは衰弱が激しく、その後間もなく生涯を終えます。
一方のオスは育児には参加せず、メスと交接して間もなく生涯を終えます。
ただいま当館では卵のお世話をしている個体もいますが、孵化を見届けて寿命を全うしようとしている個体もいます。
孵化した赤ちゃんたちの展示もしておりますが、展示期間は未定です!
ぜひ赤ちゃんや母ダコを見に来てくださいね!