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さて皆様お久しぶりです。 今日はクラゲコーナーの小窓を紹介します。 クラゲコーナーには水槽がたくさん並んでいる壁に小さな小窓水槽が2つあります。この小窓はクラゲコーナーをつくる際、壁にすることになっていたのですが、標本やその季節に獲れるものを展示しようと思い最後につけたしたものなのです。ひとつにはスナイロクラゲの標本が展示されています。
もうひとつの小窓には以前までイカの標本が飾ってあったのですが、現在はハナガサクラゲというクラゲが展示されています。
このハナガサクラゲ日中はあまり動かず夜になると泳ぐのです。そのため、照明を暗くしておりますので眼をこらしてご覧ください。
クラゲ担当 KOJIMA
今月4日に、ゴマフアザラシの赤ちゃんが誕生しました
お母さんの「アグリ」が現在子育て中です。
赤ちゃんアザラシの体重増加や、アグリの食欲などをしばらく見守り
順調に成長していることから、昨日12日より一般公開となりました
ゴマフアザラシの赤ちゃんは、流氷上で保護色となるよう、
白くてフワフワの長い毛で覆われています。
成獣の体毛より、防寒性も良いんですね。
ある世代の方には、「ゴマちゃん」と言えば、ぴんとくるかもしれません。
私もその世代です
公開初日は、寒くて雨が降って風も強くて、
動物のための屋根はあっても、人間のための屋根はない施設のため
お客さんや取材の方に来ていただくのが少し申し訳なかったです。
しかも、濡れていると、ただの小汚いモップのようで・・・
毛が濡れるとこんな感じになっちゃいます。
今日は一日じゅう良い天気で、多くの方にゆっくり見ていただくことができました。
しかし、赤ちゃんがひたすら眠っていて、ほとんど起きている時間がなかったので
ただの白い塊に見えた方も多いかもしれません・・・。
「起きているところを見たい!」と何度も見に来られた方もいましたが、
結局、閉館時間になってもまだ寝てました。
ぐっすり眠っているのは、それだけしっかり母乳が飲めていて
母子ともにリラックスできている証拠、としてご容赦ください
さて、赤ちゃんアザラシは、生後3日目からプールにも入って泳ぐようになっています。
既に歯も生え始めていて、
口の中がムズムズするのか、それとも単にいろいろ咬んでみたくなったのか
水中でアグリの脚に狙いを定めて、やたら咬みつこうとします
アグリが怪我をするようなことはないので、ご安心を。
ゴマフアザラシの子育てはとてもスピーディ。
赤ちゃんは、生後3週間程度で、しろふわの体毛から
大人と同じ、ゴマフ模様の短い毛に生え変わり
母親はその頃、来年の出産のためにオスを探しに行ってしまいます。
赤ちゃんは、母乳を飲んで蓄えた脂肪を使いながら
自力で餌を取れるようになっていかなくてはなりません。
つまり!
白くてフワフワの赤ちゃんアザラシを見られるのは、
とても短い期間ということになります。
3週間はあくまで目安。それより早く毛が生え変わることもあります。
皆さん、ぜひぜひ早いうちに見に来てくださいね
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