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2012年9月

2012年9月28日 (金)

-277-換羽終了

28羽いるフンボルトペンギン。Ss  全てのペンギンの換羽(羽がわり)が終わりました。

最後は、右の翼に黄色と白の輪を付けた「S’」。 1年身にまとっている羽は、日光で焼けたり、汚れが付いたりして 黒色の部分が茶色っぽくなったり、白色の部分が少し黄ばんだりすることもありますが、 全ての羽が生え変わり、 白色と黒色がきれいになり、ばっぴんさんになりました。

「S’」は、小顔で、小柄でとてもかわいらしいんですよ 旦那さんの「7」とも仲良しです


S’と7は巣箱の中や巣箱前でこんな感じで(↓下の写真↓)寄り添っていることが多いですが、 たま~に外に出てきて、水際でじっと立ったり、プール内で泳いでいることもあります。姿が見れたら、それはレアですよ!笑

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もりし

2012年9月24日 (月)

-276-カワウソの遊び その②!

皆さんこんにちは☆ さっしーです。 遅くなってしまいましたが、、、ついに!!!カワウソ達がゴルフボールで遊ぶ姿激写しました♪
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係員からもらったゴルフボールを・・・

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このように塩ビパイプに入れて遊ぶんですよ♪

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さらに!!!プールの中に持ち込んで遊ぶことも☆★☆ 毎日ゴルフボールが入っているわけではないので遊んでいる姿見つけたら必見です!!!

水族館に遊びに来た際には可愛いカワウソたちに癒されて下さい(^^♪

さっしー♪

‐275‐鳥とイルカのトゥットゥルー♪

おいっす!皆様の古谷です!

聞いてください!とっても素敵のことが起こりました。

ある朝、私は出社しまず館内の見回りに出かけました。最近、朝にはよく鳥たちが小気味よいリズムで鳴き交わしています。
「んー、気持ちがいい朝だなぁ」
さわやかを絵にかいたような私は当然、そう思うわけです。
と、その時!!イルカプールからひと際大きな鳥の声が。
確かに2羽で鳴き交わしてはいるのですが、一方の声だけがやたらと大きくリズムもちょっと変なのです。
「もしかしてプールに落っこちちゃったんじゃ・・・・・」
そう思い、私はイルカプールへ駈け出しました。
しかし、プールの中にそれらしい姿はありません。
観覧スタンドの上に一羽が止まっているだけ。
と、その鳥が独特のリズムで歌いだしました。すると、さっきの大きくてちょっとへたくそな声が応えるようにうたいだしたのです。
「一体どこから???」
鳥らしい姿は見当たりません。
「まさか・・・・・」
目を凝らして観察していると・・・・・。
なんと、バンドウイルカのラボが鳥の物まねをしていたんです。
きっと、自分が鳴くと音が返ってくるのが不思議で面白かったんでしょう。
そんなことするんだ!という驚きと感動で、わくわくどきどきして初めてこの仕事志したころの気持ちが胸に帰ってくるような素敵な体験でした。
ちなみ仕事が終わった後、僕の口笛にも返してくれるかと思い、プールの脇で小一時間ピーピーしているのを上司に発見され
「あほ。」って笑われちゃいました(笑)

2012年9月12日 (水)

-274-ウミガメの里帰り

こんにちは。田中です。

9月に入りましたが、まだまだ暑い日が続いていますね。

先日、水族館の近くの浜で、ウミガメの放流が行われました。放流したのは「アカウミガメ」という種類のウミガメで、日本近海にもよくいるウミガメです。

今回放流したアカウミガメ2頭は、昨年、一昨年の冬に福井県内の海岸に漂着していたところを保護したカメで、発見時はかなり衰弱していました。水族館で保護、飼育を続けた結果、体力も回復し、体の大きさも一回り大きくなったことから、海に返す運びとなりました。

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放流時には多くのマスコミの方に撮影いただいたので、ニュースなどでご覧になった方もいらっしゃるのではないでしょうか? さて、この放流したウミガメをよく見てみると、肢のところに何やら青いものが付いているのが分かるでしょうか?

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これは、ウミガメの標識。いわゆる「名札」です。全世界で統一されており、このウミガメがどこで放流されたのか。どのような回遊経路をたどっているのか・・・等など、この標識を付けることで、ウミガメの知られざる生態が少しづつ解き明かされていきます。

実際に、今回放流した一頭のアカウミガメには、保護した時既に標識が付いており、沖縄の美ら海水族館から放流された一歳のアカウミガメであることがわかりました。

ウミガメについては、わかっていない事、解明されていない謎がまだまだたくさんあるのが現状です。

今回の放流も、アカウミガメの生態解明に少しでも役に立ってもらえれば幸いです。 ・・・と、難しいことを思う暇もなく、出来ればまた、日本のどこかの砂浜に産卵に来てほしいなぁ・・・という希望と、一抹の寂しさを感じながら、大海原に向かっていくアカウミガメのたくましさに勇気をもらいました。

このウミガメたちが安心して産卵できる砂浜を、いつまでもずっと後世に残していきたいものですね。                  とっちん

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