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2010年2月 1日 (月)

-158-保護されたウミガメ、その後・・・

先月16日に保護され、当館に持ち込まれたアカウミガメのその後の様子についてお話いたします。

保護された当初は力無くグッタリしていました。体を温めるために、バケツに海水をはり、少し気温の高い部屋(かめ・かえる館のバックヤード)に置いて様子を見ました。
2日後に手で持ち上げると、バタバタさせる足に少し力が戻ってきたようなので展示水槽に移すことにしました。

いきなり展示水槽というのも可愛そうな気がしましたが、小さなアカウミガメの場合、水面に浮かんでいることが多いため、水面に油や不純物が浮かんでいると、それが元で目を傷めてしまうことがあることや、きれいな海水でないと体に病気が出やすいことなどから、飼育環境の整っている展示水槽に入れることにしたわけです。 水槽に入れると同時に、今までの狭いバケツから広い水槽に移された喜び?から前足で水をかきながら潜水して気持ちよさそうに泳いでいました。移動後、4日目頃から少しずつ餌を食べるようになり、フンも確認できたので、ホッと一安心といったところです。

今後も、注意しながら飼育を続けていきたいと思います

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展示水槽内を気持ちよさそうに?

泳ぐアカウミガメの子

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